O.T

若手の挑戦を後押しする風土が、働く楽しさに繋がる
─ 入社4年目 営業職としてお客様と社内の“つなぎ役”に
新卒で入社し、現在では創業当時から取引のある医療機器メーカーの担当として営業活動を行っているOさん。「何をするか」よりも「誰と働くか」で中川製作所に入社を決めたとのことです。入社後も、若手の声にも真摯に耳を傾けてくれる会社の風土に魅力を感じているとのこと。今回は、就職活動で感じた気づきから、営業としてのやりがいや業務を通じて学びまでお話を伺いました。
プロフィール
2021年4月に新卒入社後、OEM中心の営業部門に配属。医療業界を中心に、既存製品の提案から新規開拓まで幅広く担当。現在は営業職として、業界知識の習得や社内外との連携を重ねながら、提案の質を高めていくことに力を入れている。
「誰と、どんな想いで働くか」を大事にしていた就職活動
―Oさんは新卒で入社されたそうですが、就職活動ではどのような軸で企業を探していましたか?
私は大学で外国語学部に在籍していたこともあって、最初は語学力を活かせる仕事がしたいと考えていました。最初は、海外展開している企業を中心に見ていましたね。でも、説明会や選考が進むにつれて、自分が「何をするか」よりも「誰と働くか」のほうが大切なんじゃないか、と感じるようになりました。働く上での安心感というか、長く一緒に過ごす人たちとの相性ってすごく重要だと思ったんです。最終的には、そういったところに重きを置いていました。
—中川製作所に入社を決意された決め手は何だったのでしょうか?
中川製作所に興味を持ったのは、”海外展開をしている”という点でしたが、説明会の段階から、対応してくださった方がとても丁寧でフラットな雰囲気だったのが印象的で「誰と働くか」という軸について考えるきっかけになっていきました。選考を進める中でも、面接官の皆さんがちゃんと私の話を聞いてくださって、表面的なやりとりではなく、ちゃんと一人の人として向き合ってもらえている感じがしました。この人たちとなら安心して働けるかもしれないと思い、最終的に入社を決めました。
—入社前後で、会社に対するイメージのギャップはありましたか?
入社前は営業に対して少し堅いイメージを持っていましたが、実際に働いてみると、営業部内外問わず和やかで話しやすい方ばかりでした。若手の意見もきちんと受け止めてもらえる風土があり、「新人だから言いづらい」と感じたことはほとんどありませんでした。また、製品の“身近さ”にも驚きました。病院の受付番号札や薬局の紙袋、駅の足元の案内表示など、日常のいたるところで使われていることを知り、「ここにも当社製品が!」と気づくたびに、自社製品への見方が大きく変わりました。
責任がある仕事を任せてもらえるからこそ感じられるやりがい
―現在の担当業務について教えてください。
現在は、創業時からお取引のある医療機器メーカー様の担当を任せてもらっています。既存のお客様の担当としてご提案やフォローをしつつ、新規のお客様にもアプローチを行っています。長年お付き合いのあるお客様への提案やフォローについては、既存の製品の受注だけでなく、時代とともに移り変わるニーズに合わせた製品のご提案をすることが、最終的にお客様の利益に繋がるので、日々工夫を重ねて仕事に取り組んでいます。医療業界ということもあり、専門用語や業界特有の慣習があって、最初はかなり苦戦しました。学生時代にはまったく馴染みのない分野だったので、お客様との商談中についていくことができなかった時期もあり、帰社してから先輩に「この単語はどういう意味ですか?」と訊いて、自分でも調べながら学びを深めていました。今でも日々勉強ですが、少しずつ業界の知識が増えると「これは新しい提案に繋がるかも」と思える瞬間があります。自分からお客様との会話のきっかけを作ることができるように、今後も知見を吸収していきたいです。
―業務を通して喜びを感じたエピソードがあれば教えてください。
当社製品の受注をいただいたことのない新規のお客様に対して、ご訪問のアポイントを取得するために架電していたところ、公園などの公共施設の管理をされている団体の方にご興味を持っていただけたことがありました。同じ課の先輩と一緒に、そのお客様のもとにお伺いして、屋外に注意書き等を掲示する際にご活用いただければと「ラミフリー」という紙自体にラミネートの加工を施した耐水紙をご提案しました。実際にお客様の事務所のプリンターにラミフリーをセットし、印刷物をご覧いただいたときに「こんなものがあるんだね!これは便利でいいね!」と仰っていただき、会社や製品のことが誇らしくなりました。お客様から直接こういったお声を聞くことができるのは、営業職の醍醐味なので、とても嬉しかったですね。
―難しいと感じることや、それに対する工夫があれば教えてください。
当社営業職は、自分一人で完結する仕事ではなく、社内の製造部や開発部、品質保証部などの様々な部門と連携して進めていく必要があります。だからこそ、相手の状況や立場を理解した上で「どう伝えたらスムーズか」を考える必要があります。営業サイドの要望ばかり押しつけてしまうと、良い結果は得られないので、依頼をするときは背景や意図もきちんと伝えるように心がけています。調整が難しい場合は別案も準備しておくなど、選択肢を持って動くことを意識しています。
若手社員の想いが社長に届くから、挑戦を前向きに続けられる
―職場の雰囲気や人間関係について教えてください。
一言でいうと「人が魅力の会社」ですね。営業部だけでなく他部署の方々とも気軽に話せますし、分からないことを聞いて嫌な顔をされることはありません。また、社長が直接「若手社員の意見を聞く会」を開催していただいたこともありました。その中で聴いていただいた改善提案を、すぐに反映いただいたこともありました。先輩方が、若手社員と同じ目線に立ってくれる、否定せずに意見を聞いてくれる会社なので、安心して働ける環境だと感じています。
―今後のキャリアや目標について教えてください。
まずはとにかく、経験を積むことが今の自分の課題だと感じています。営業として、まだまだ引き出しが足りないと実感する場面も多いので、もっと現場に足を運び、多くのお客様と接点を持っていきたいです。そのために、今は「行動量を増やすこと」を意識しています。積極的に動くことで見えてくることや、やってみて初めて得られる気づきもありますし、成功体験が少しずつ自信につながってきていると感じます。最終的には、会社の中でもしっかりと貢献できる営業として、一人前と胸を張れるようになりたいと思っています。そのためにも、まずは目の前の仕事に真摯に向き合い、コツコツと努力を重ねていきたいです。
―最後に、当社に興味を持っている就活生の方へメッセージをお願いします。
営業の仕事は、自分の行動や提案がお客様の反応に直結する分、「頑張っただけ成果につながる」面白さがあります。もちろんすぐに成果が出ることばかりではありませんが、地道に積み重ねたものがあとから大きな成果になることも多いので、めげずに続けられる人には向いていると思います。また、当社は、ワークライフバランスを両立できる環境もおすすめポイントです。休みもきちんと取れますし、オンオフの切り替えがしやすい職場だと感じています。だからこそ、仕事に集中して取り組むことができています。
就職活動中は、情報が多くて不安になることもあると思います。でも、いろいろな会社を知る中で、自分が「ここで働いてみたい」と思える場所に出会えるはずです。中川製作所は、そう思って選んでくれた人にしっかり応えてくれる会社なので、是非まずは説明会に参加してみてください。
ある1日のスケジュール
8:25 | 8:30 - 9:00 | 9:30 - 10:00 | 10:00 - 11:00 | 11:00 - 12:00 | 12:00 - 13:00 | 13:00 - 14:00 | 14:00 - 15:00 | 15:00 - 16:00 | 16:00 - 17:30 | 17:30 |
出社 | 課内ミーティング(業務報告等) | メールチェック・返信 | 社有車で客先へ移動 | 医療機器メーカーとの打ち合わせ | 昼休憩、 次の客先へ移動 | 新規先ヒアリング | 既存先打ち合わせ | 客先から会社へ移動 | 帰社、社内業務(ヒアリング情報まとめ、日報作成) | 退勤 |
2025.6.23 記事作成