S.R

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新卒採用

「実現できたらいいな」の瞬間に、
真っ先に顔を思い浮かべていただけるような営業を

中川製作所に新卒で入社し、現在はプリンターメーカー向けのOEM営業を担当しているSさん。
お客様の要望をただ受け入れるのではなく、仕様やコスト、生産性など多角的な視点から最適な提案を行うことを心がけているといいます。今回は、これまでの営業経験を通じて感じたやりがいや、社内での学びについてお話を伺いました。 



プロフィール

2019年4月に新卒入社後、プリンターメーカーや事務用品の商社に向けたOEM品供給をメインとした営業部門に配属。4年間の大手事務用品商社の営業担当経験を経て、現在は大手プリンターメーカーの営業担当として活躍中。


入社の決め手は“会社と自分が共に成長できる規模感”  

―Sさんは新卒で入社されたそうですが、就職活動ではどのような軸で企業を探していましたか? 

大学では経済学部に在籍していたのですが、就職先としては無形商材を扱う金融・保険のような業界ではなく、有形の商材を扱う会社で自分が提案したモノが実際に使われているところを目にできる方が面白そうだなと思っていました。今後のライフプランを考えたうえで、勤務地や安定性も重視していて、転勤がなく実家から通勤することができる場所、また、一社で長期的にキャリアを積むことができる安定した基盤がある会社がいいなと思っていました。 

—最終的に中川製作所に入社を決意された決め手は何だったのでしょうか? 

安定した経営基盤があり、長く働けそうな点も含めて自分の軸とマッチしていたことはもちろんですが、”会社と自分が共に成長していくことができる規模感”であることも魅力に感じましたね。説明会や面接でも、社員の方々の雰囲気が温かく、安心して働けそうだと感じたことも決め手になりました。 

—入社前後で、会社や職種に対するイメージのギャップはありましたか? 

大きなギャップはありませんでした。ただ、想像していたよりも”数字”を使うので、文系としては大変ではありました。用紙の寸法や、メーター数に対して製品がどれだけ製造できるか、目標に対する売上実績の管理など、営業活動において数字は欠かせません。特に、OEM供給する製品はお客様のお名前で販売する製品を当社が委託工場として製造する者なので、万が一寸法の誤りがあった場合、お客様のお名前に傷をつけてしまうことになりかねません。その点は、細心の注意を払って正確に情報連携できるように心がけています。 

お客様から言われたことを「そのまま」ではなく、
お客様と一緒に最適解を見つけていく営業

―入社してから数年は、大手事務用品商社様の営業担当をされていたそうですね。どのような営業活動をしていたのですか? 

はい。オフィス用品の通販サイトで扱われるようなインクジェットプリンター用のロール紙やラミネート加工が紙自体に施された耐水紙の製品をはじめ、紙製品を中心としたOEM品の供給をメインで担当していました。近年ではSDGsの推進の流れがあり、企業の取り組みに対する消費者の意識もいっそう高まっています。そういった状況下で、特に大手の企業様には環境配慮型の製品を支持していただく機会も増えており、時代のニーズに合った製品の提案を心がけていました。幅広い事項のお問い合わせをいただくので、正確にご回答できるようにその都度調べて勉強になることが多く、良い経験ができたと思っています。 

―現在の業務内容はどのようなものですか?学生時代の経験を活かすことができている点があれば教えてください。 

現在は、主にプリンターメーカー向けのOEM営業を担当しています。お客様からの要望を受けて用紙をご提案するのが基本的な流れですが、いただいた内容をいただいたそのまま受け入れるわけではありません。製品の仕様や目的、コスト、工場の生産性など、いろんな要素を総合的に考えながら、自社としてより良い方法を提案することを意識しています。メーカー様とのやりとりでは、非常に細かい仕様の確認や、提出書類なども多く発生します。やり取りの中では「これはどういう意図なんだろう?」と立ち止まることも多いですが、一つひとつ確認しながら、お互い納得できるかたちを探していくやり取りには、やりがいを感じます。学生時代、ゼミで発表資料を作っていたときのように、自分で考え、話し合い、伝え方を工夫するというプロセスは、今の仕事と通じるところがあると感じています。話す相手は教授や同級生からお客様に変わりましたが、「相手の立場に立って、より分かりやすく伝える」という姿勢は変わりません。 

—中川製作所の営業職ならではの面白さや、やりがいを感じるのはどんなときですか? 

基本的に、製品の受注をいただくお客様は、当社以外の会社からも製品を購入できる余地があります。そういった状況で、お客様が「こんなことが実現できたらいいな」と思われた時に、真っ先に当社にお声がけいただける関係ができているということは非常に嬉しいですし、やりがいを感じますね。 

—反対に、業務の中で難しさを感じる点はありますか? 

この仕事の難しさは、扱う製品が多岐に渡ることだと思います。紙といっても、プリンターの種類や用途、加工方法によって性質は大きく異なるので、最初はまったく知識がなかったこともあり戸惑いました。しかし、社内で先輩方とコミュニケーションを重ねるうちに、インクジェットプリンター用紙が得意な先輩、大判ロール紙が得意な先輩、感熱紙が得意な先輩と、カテゴリーごとに強みを持っている先輩方がいることが分かってきました。「この分野ならこの人に訊いてみよう」といった、社内に頼れるネットワークがあるのは心強いですね。遠慮せずに相談できる環境があるからこそ、安心して学べています。

"オールラウンダー"として後輩が気軽に相談できる先輩に

—職場の雰囲気はどうですか? 

フロアは比較的落ち着いた雰囲気ですが、話しかければどの方もとても親切で、相談しやすい空気があります。特に、入社してすぐの頃は分からないことばかりだったので、質問がしやすい環境にとても助けられました。堅苦しい上下関係というより、フラットな関係性の中で仕事ができる職場だと思います。 

―今後のキャリアビジョンを教えてください。 

何か一つに特化するというよりは、幅広く様々な案件に対応できるオールラウンダーの営業担当を目指しています。安定的に売り上げ目標を達成しつつ、市場のニーズを捉えながら新しいことにもチャレンジしていくこと、これを両立させていくことが今の目標です。将来的には、後輩ができたときに、どんな質問にも答えられるような頼れる先輩になれたらと思っています。自分が先輩方からたくさん教えてもらったように、今度は自分が後輩たちの力になれたらいいなと思っています。 

―最後に、就職活動中の学生さんへメッセージをお願いします。 

「自分に何ができるか分からない」と悩む人もいるかもしれませんが、少しでも「やってみたい」と思えることがあるなら、まずは「やってみよう」と挑戦してみることが大事だと思います。コツコツ知識を積み上げながら、着実に成長していける環境が中川製作所にはあります。自分の提案が誰かの仕事や生活を支えることに繋がる、そんなやりがいを感じたい方は、是非中川製作所に応募してみてください!

ある1日のスケジュール

8:20
 8:30 - 9:009:00 - 10:0010:00 - 11:0011:00 - 13:0013:00 - 15:0015:00 - 16:0016:00 - 17:0017:00 - 17:3017:30
出社
課内ミーティング
(業務報告等)
メールチェック・返信社内業務
(提案資料・見積作成)
社有車にて客先に移動
・昼休憩 
客先にて製品仕様の
ヒアリング
客先にて製品の提案移動帰社・社内業務
(日報作成、メールチェック) 
退勤

2025.6.23 記事作成

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