I.T

自分の提案が、誰かの“当たり前”になる喜び
-営業2年目、15年のサッカー経験を生かして
大学時代までサッカー一筋だったIさん。「結果に向けて努力する姿勢」が活かせる営業職を志望し、中川製作所に新卒で入社しました。入社後は上司の後押しもあり、配属から約1か月で新規受注を獲得。自身の提案が店頭で活用される場面にやりがいを感じながら、紙の専門知識の習得にも前向きに取り組まれています。
今回は、新卒で営業部に入社して2年目を迎えるIさんにインタビュー。入社に至るまでのお話や、初受注の経緯などをお聞きしました
プロフィール
2024年4月に新卒入社後、3ヶ月間の研修期間を経て、2024年7月に本社営業部に配属。BtoBでエンドユーザーとなるお客様に直接製品を販売する部門にて、主に小売店のお客様を中心に、レシート用紙やPOP用紙、値札などの製品を通してお客様の課題解決に尽力している。
プロサッカーか営業職か―迷いの先にあった“人の温かさ”
—Iさんは新卒で入社されたそうですが、就職活動ではどのような軸で企業を探していましたか?
私は小学1年生から大学時代まで、15年間サッカーを続けてきたということもあり、サッカーでの経験と通じる「目標に達成に向けて努力し、結果に繋げることで評価される」という環境に身を置ける営業の仕事が自分には合っていると考えていました。営業職という職種を軸に、様々な会社の説明会を受けましたが、特に中川製作所の製品は日常生活の様々な場面で使われていて普段目にするものばかりだったこともあり、「自分が提案した製品が全国各地で広く使われるようになったら面白いな」と感じたことが、興味を持ったきっかけでした。
—最終的に中川製作所に入社を決意された、一番の決め手は何だったのでしょうか?
実は、最終的には中川製作所に就職する道と、サッカーでプロになる道の二択で悩んでいました。どちらの道に進むか悩んでいたときに、「今後のキャリアを考えるうえで参考になるかもしれないから先輩社員の話を聞きに来ない?」と声をかけてもらったんです。選考、会社見学、先輩社員との面談などの機会を通して、「人に寄り添う温かい会社」だと感じたことが内定承諾の決め手になりました。また、内定式のタイミングで会長の話を聴く機会があり、会長の“お客様や製品に真摯に向き合ってきた熱い想い”に胸を打たれて、自分も中川製作所で活躍する社員になろうと決意しました。
任せてもらえるからこそ、力を発揮できる―営業としての最初の成功体験
―営業部ではどのようなお仕事をされているのですか?中川製作所の営業の面白さについても教えてください。
私は、主に小売店を中心に、レシート用のロール紙やPOP用紙、値引きラベルなどの製品を通して、業務効率化などのお客様の課題を解決するための製品を提案しています。当社の営業は既存のモノを売る営業ではなく、お客様のニーズをヒアリングしながら製品の幅・材質・デザインなどをカスタムメイドしていくスタイルなので、そういった企画・開発から携わることができる点は面白いですね。
―Iさんは営業部配属から1ヶ月程度でお客様から新規の受注契約をいただいたと聞きました。その経緯を教えてください。
自分が配属された部署の上長が、課員の主体性を尊重してくれる方だったということが、受注に至った一つのポイントだったかもしれません。当社は、年間の取引について既存顧客と新規顧客の割合で見ると、既存顧客の取引の割合が高い会社です。既にお取引のある会社様に、中川製作所の会社案内をするタイミングはあまりないので、営業としての力をつけるためにも、自分が日頃利用している且つ当社とお取引のない会社様にアプローチしても良いか上長に打診してみたところ「いいね。どんどんやってみたら良いよ!」と背中を押してもらいました。学生時代にサッカーをやっていたときの監督も、主体性を尊重してくれる方だったので、自分の強みを発揮しやすい環境を与えてくれたことは、本当にありがたく思います。
自分がよく利用しているアパレル、スーパーなど会社様にお電話をしていく中で、話を聞いていただけることになったのが、多くの方に利用されている外資系スーパーを運営されている会社様でした。運が良かったということもあるかもしれませんが、これまで先輩方がお客様と築いてきた”多くのお客様から信頼をいただいている”という基盤、そして当社が提供できる”製品の品質良さ”があったからこそ、受注契約をいただけたのだと思います。
—中川製作所の営業職ならではの面白さや、やりがいを感じるのはどんなときですか?
お客様が抱えている課題がどこにあるのか、潜在的なニーズも含め見つけ出すためには店舗調査が重要になります。お客様が不便に感じているところを想定し、課題を解決できるような製品を考えて提案していく点は面白いと感じますね。また、自分の日常生活の中で、自分が提案した製品が実際に店舗でご活用いただいている様子を目にしたときは非常にやりがいを感じます。
—反対に、業務の中で難しさを感じる点はありますか?
「紙」に関する知識が必要不可欠だという点が難しいと感じます。お客様により良いご提案をするためには印刷・折り・ラベル・ミシン目などの多岐に渡る紙の加工に関する知識、光沢や厚みなどの紙の素材自体に関する知識を深めていく必要があることについては、一人ではなかなか難しい点だと思います。しかしながら、先輩方に気軽に質問ができる環境が整っているので、分からないことがあれば聞いて、一人で悩まずに解決するようにしています。様々なことに興味を持って、自ら学びを深めていく姿勢が重要だと日々感じています。
仕事のことも、仕事以外のことも。話しやすさが働きやすさに
—働く環境についてはどうですか?入社前に感じていた印象とギャップはありましたか?
入社前から優しく親身に社員に寄り添ってくれる会社だと思っていましたが、入社してからは、思っていた以上に同じ部署の先輩方も、他部署の先輩方も温かく声をかけてくれるので良い雰囲気の会社だと感じています。仕事以外のことでもフランクに話せる環境で、自分にとっては心地の良い距離感で接していただいているので非常に働きやすいと感じています。入社前後で良い意味でギャップを感じていますね。
—今後の目標があれば教えてください。
まずは、紙をはじめとした素材に関する知識を、先輩方から学びながら広く深く吸収していくことが目標です。お客様の課題解決のために、どのような製品をどのようにご活用いただくか、その発想の源は、やはり幅広い製品や加工に関する知識ですので、今後も主体的に学びを深めていきたいです。そして、サッカーで培ったフットワークの良さを生かし、今後もトライ&エラーを繰り返しながら、目標に向かって挑戦を続けていきたいと思っています。将来的には、そういった経験を積み、中川製作所のリーダーとして活躍できる人材になりたいです。ひたむきに努力を続けていこうと思います。
―最後に、中川製作所への入社を考えている方々へメッセージをお願いします。
まず、営業職という職種は「困難な場面でも諦めず、粘り強く努力できる方」が向いていると思います。私は営業職としての経験はまだ浅いですが、現時点では、成功した経験に比べ、失敗の数が圧倒的に多いと感じています。失敗しても、次に生かせるようにトライ&エラーを繰り返しながら前向きに挑戦していく姿勢は、一朝一夕には身に付けることはできません。学生時代にそのような考え方を身に付けられている方であれば、営業職として高いモチベーションを維持しながらご活躍いただけるのではないかと思います。まずは、中川製作所に実際にご来社いただいて、自分に合っているか是非、雰囲気を見に来ていただきたいです。先輩社員との面談で、お話しさせていただく機会もあるかもしれません。一人でも多くの方に、お会いできることを楽しみに待っています。
ある1日のスケジュール
8:10 | 8:30 - 9:00 | 9:00 - 10:00 | 10:00 - 12:00 | 12:00 - 13:00 | 13:00 - 14:00 | 14:00 - 15:00 | 15:00 - 16:00 | 16:00 - 17:00 | 16:00 - 17:30 | 17:30 |
出社 | 課内ミーティング | メールチェック・返信 | 社内業務 | 昼休憩、 | 客先にて製品のご提案 | 移動 | 店舗視察 | 店舗から会社へ移動 | 帰社・社内業務 | 退勤 |
2025.6.23 記事作成