ポンジクロス(彩dex500)を使って、集客効果抜群の「のぼり旗」を作成。必見!実際の作成方法、コツ、必要となるツールを全て紹介します。

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目次

    両面から透けて見え、風にはためくのぼり旗はアイキャッチ効果が高く、集客効果抜群。店頭POPの代表格です。

    大判インクジェトプリンター(水性)をご利用されていることを前提として、のぼり旗の作成(内製化)に必要なツール類や作成のコツなどをご紹介します。
    大判インクジェットプリンターを使用されていれば、クロス系の大判インクジェットロール紙を活用することで、内製化することができます。

     

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    デザインと必要になるツールについて

    デザイン作成のポイントおよび必要となるツール、ポンジクロスのラインナップをご紹介します。

    デザイン作成のポイント


    のぼり旗には、ロードサイドや店頭などで、歩行や自転車、車などで通りかかった人に、一目で関心を持っていただき、「思わず覗いてしまった。」という来店を促進するパワーが求められます。のぼり旗のデザイン作成のポイントを見ていきます。








    ・道行く人や車の運転者などに一目で訴求ポイントを伝えるために情報量を絞ります。
    ・後からチチテープを貼りますが、右チチ、左チチを予め決めておきます。
    ・チチは、25mm×25mmの両面テープで貼り付けますので、その分の余白を考えデザインします。
    ・後で両面テープで隠れる場所に、貼り付け位置の目安などを付けておくと、作業がはかどり、きれいに仕上がります。

    ヒートカット処理ツール

    使用するポンジクロス (彩dex500) は、ヒートカットすることで、端面がほつれません。反対に、ヒートカットしないと糸がほつれてしまいます。ポンジクロスは、ヒートカット処理されることをお奨めいたします。以下のツールを使用されることで、ヒートカット処理作業はスムーズにはかどります。



    ・クロスメディアカッター
    ・スタンドクリーナー
    ・パワーコントローラー
    ・耐熱ゴムマット
    ・ステンレス定規

    これらのヒートカット処理ツールは、高発色防炎クロス(彩dex200)、高発色耐久クロス(彩dex300)でもお使いいただけます。

    クロス系メディアを使った、タペストリー、バナー作成のコツをご紹介しています。

    集客効果の高いタペストリーやバナーを作成。実際の作成方法、コツを解説。

     

    ポンジクロス(彩dex500)のラインナップ

    のぼり旗にはポンジクロス(彩dex500)を使用します。抜群の裏抜けと高発色により、プロからの評価の高い、クロスメディアです。作成されるのぼり旗の幅と使用されるプリンターの用紙幅から勘案して、お使いになるサイズを決めます。

     

    のぼり旗の作成

    のぼり旗のデザインを作成し、必要となるツール類も全部そろいました。プリントし、のぼり旗の作成を進めましょう。

    プリンター推奨設定

    機種用紙種類
    エプソンSC/PXシリーズMC/PMクロス<防炎>
    キヤノンiPFシリーズ
    PRO/TX/TM/TAシリーズ
    染・顔料
    顔料ポンジクロス3
    HPDesignJetシリーズ染・顔料
    顔料HPプレミアムマットフォト紙
    • プリンターから出力された用紙をカットする際は、プリンター機能のオートカットを使用せずハサミなどでカットしてください。
      プリンター故障の原因となる場合があります。
    • 用途や印刷内容に応じて、プリンタードライバーの各種設定を調整することで品質の高いプリントが可能です。

    プリント出力

    お使いの大判インクジェットプリンターに、ポンジクロス(彩dex500)をセットし、出力します。プリントが終わりましたら、ハサミなどで手動で切ります。




    カット

    プリントが終わりましたらカット作業に移ります。耐熱ゴムマットの上で、ヒートカッター、ステンレス定規を使いカットします。ポンジクロスは離型紙(裏打ち紙)付きです。上紙のクロスだけをカットするイメージで、カットします。
    初めてカットされる場合や慣れないうちは、不要な端切れで、テストカットしてください。失敗を防げます。


    写真のパワーコントローラーでは、MAXの75%に温度調節すると、切断面がきれいに仕上がります。刃先の汚れは、スタンドクリーナーで拭き落してください。

    ※ヒートカッターは、高温となりますので、火傷にはくれぐれもご注意ください。


    剥離紙のはがし方

    ヒートカットが終わりましたら、クロスを離型紙からはがします。紙管を使って、巻き取って剥がすとキレイにはがせます。

    チチテープの取り付け

    チチテープは両面テープがついており、両面テープでクロスに貼り付けます。クロスの大きさで600×1800mm程度なら、Sサイズ3ケ、Lサイズ5ケのチチテープを取り付けます。

    のぼりポールとスタンド

    フラットバー(横棒)は、ポールの中に入っています。ねじ込み式で、長さの調整を行います。
    次にスタンドを組み立てます。ねじ込み式で、ポールを着脱します。必要に応じて、水を入れ、重しにします。

    のぼり旗の完成です

    のぼり旗が出来上がりました。写真イメージののぼり旗の大きさで、600mm幅で、長さ1800mmになりますので、かなり迫力がある店頭POPになります。

    ぜひ、のぼり旗の作成にチャレンジして、集客効果を上げてください。

    内製化と外注化

    デザイン作成時には、実際のイメージ通りになるかどうかを、その場で直ぐに確認できますので、内製化が断然便利です。やり直しにも直ぐに対応できます。

    クライアントへの提案用だったり、社内の提案段階だったり、テストマーケティング的に効果を検証する場合や、違った印刷内容を少部数ずつ作成したい場合などに内製化によるオンデマンド作成は大変便利です。

    一方で、同じデザインのものを、複数枚(例えば、50枚以上)作成されるなら、外注化される方が便利です。プリント、カットという時間のかかる作業から解放されます。

    テスト的に少部数ののぼり旗を内製化で作成し、効果が検証できた所で、多店舗展開するにあたって外注化する…(外注化する場合もデザイン作成はできているのでデータ入稿で割安になります)…このように内製化、外注化を上手に使い分けることをお奨めします。

    のぼり旗を自作で作ってみたいという方は、是非お気軽にお問い合わせください。

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