ラミネート済、ラミネート不要の耐水紙「ラミフリー」。アルコール消毒したら、どうなるのか、実験してみました。

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目次

    新型コロナウイルス対策、ソーシャルディスタンスなどの掲示物。それらの掲示物をラミネートするなら、ラミネート不要の耐水紙「ラミフリー」が便利です、とお薦めしています。
    ラミフリーにプリントした掲示物などを、アルコール消毒したら、どうなるのか、気になりますよね。

    アルコール消毒が印字にどのような影響を及ぼすのか、実際に運用される状況を想定して、テストしてみました。


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    実運用を想定したテスト

    新型コロナ対策を呼びかける掲示物や貼り紙が大変増えていますが、その掲示物や貼り紙をラミネートをされるなら、ラミネート不要の耐水紙「ラミフリー」が便利ですと、ご提案しています。

    以下の関連するコンテンツでは、掲示物や貼り紙のテンプレートをPDFデータとして、無料でダウンロードしていただけますので、よろしければ、是非、ご活用ください。

    新型コロナウイルス対策、ソーシャルディスタンスなど、様々な掲示物や貼り紙が増えています。もし、それらの掲示物をラミネートするなら、ラミネート不要の耐水紙「ラミフリー」が便利!大変なラミネート作業から解放されますよ。

    新型コロナ対策ですから、アルコール消毒が付き物ですよね。

    ラミネート不要の耐水紙「ラミフリー」で作成した掲示物や貼り紙、メニュー、案内掲示などをアルコール消毒したら、どうなるか、実際に運用される状況を想定してテストを行いました。

    掲示物では

    掲示物については、1日2回、エタノールを吹き付け、ウェスで拭き取りました。


    2週間にわたって、週5日×2回のアルコール消毒を行いましたが、トナーの剥がれは見られませんでした。問題なく、ご使用いただけます。

    メニューでは

    メニューについては、1日10回、エタノールを吹き付け、ウェスで拭き取りました。

    2週間にわたって、週5日×10回、計70回のアルコール消毒を行いました。

    比較的印字の薄い部分が多いですが、トナーの剥がれは見られませんでした。

    これも運用上、問題ないと思います。

    案内表示では

    写真のような、案内表示。これが、最も過酷な環境と言えると思います。

    2週間この様な、置き方をして、使用した結果は、ボトルを置いていた部分に、わずかにトナーの剥がれが見受けられました。

    液だれしたアルコールが、トナー層に繰り返しかかることで、トナーの剥がれが発生し、その影響が、日を追うほど、大きくなっていく傾向にあります。

    このような使用方法でのラミフリーのご使用は、お控えいただければと存じます。

    自立式の立体POPも。ユニークなプリンター用紙

    前述した関連するコンテンツでも、ご紹介しましたが、

    新型コロナウイルス対策、ソーシャルディスタンスなど、様々な掲示物や貼り紙が増えています。もし、それらの掲示物をラミネートするなら、ラミネート不要の耐水紙「ラミフリー」が便利!大変なラミネート作業から解放されますよ。

    「ラミフリー」のもう一つの大きな魅力になっているのが、ラミフリー型抜き品のラインナップです。

    このラミフリーをマイクロミシンで型抜きし、手で簡単に切り離すことができ、自分で組み立てられる用紙としてラインナップしているのが、ラミフリー型抜き品です。

    アルコール消毒を促す案内掲示も、三角立体POPを活用すれば、自立式ですので、立たせるためのケースなどが必要ありません。
    アルコールが、トナー層に繰り返しかかることもありませんので、トナーの剥がれも気にすることはないと思います。
    右図は、わかりやすい様に、デザインの上に、切り取り線、折り線を入れてみました。

    切り取り線から手で切り離し、折り線から折って、組み立てれば、自立式の三角立体POPが簡単に作成できます。

    以下のリンクからPDFデータのテンプレートをダウンロードできます。

    アルコール消毒の三角立体POP

    アルコール滴下試験

    過酷なテストでどうなるかを、確認しました。

    CMYKの25%、50%、75%、100%および緑色の印字面に対して、アルコールを滴下し、一分間浸透させます。

    一分経過後、キムワイプ(業務用拭き取り紙)で、印字部分を指で擦り、トナーの定着具合を観察しました。

    テストに用いたアルコールはエタノールとジェル状のアルコール消毒剤です。

    このうち、影響が大きかったのが、ジェル状のアルコール消毒剤です。

    写真のように、アルコールを滴下させた部分に、トナーの剥がれが発生しました。傾向としては、各カラーの濃度が低くなるにつれ、トナーの剥がれ量が大きくなる傾向が見受けられます。

    紙とフィルムの貼り合わせ

    耐水紙「ラミフリー」は、ベースになる耐水紙に専用フィルムを貼り合わせた耐水紙です。

    予めラミネートされている用紙で、フィルム表面にトナーの定着層をもうけ、トナー定着性や用紙搬送性に優れています。

    トナーが表面に定着しますので、このように、アルコールの影響を受けてしまいます。

    アルコール消毒剤の下敷きとして利用する場合、液だれしたアルコールが、トナー層に繰り返しかかることで、トナーの剥がれが発生し、その影響が、日を追うほど、大きくなっていくテスト結果になりました。

    揮発性の高いアルコールですが、中でも、ジェル状にして、揮発性を抑えたもの。そして、印字濃度の薄い場合に、トナーの剥がれがより見られたということになります。

    まとめ

    新型コロナウイルス対策、ソーシャルディスタンスなど、様々な掲示物や貼り紙が増えています。お客様にお伝えしたいことはたくさんあるのに、お客様としゃべること自体が感染リスクになってしまう。やむを得ずしゃべるとしても、マスクをしていて、中々聞き取り難い…お互いに近づけば、感染リスクがさらに高まってしまう状況です。

    …今ほど、掲示物、貼り紙、案内表示が重要視されている時はなかったと思います。

    それらの掲示物をラミネートするなら、ラミネート不要の耐水紙「ラミフリー」が便利です!大変なラミネート作業から解放されますよ、とご提案しています。

    今回、ご紹介したテスト結果からは、掲示物やメニューなどをアルコール消毒しても、ほとんど影響はみられません。問題なくお使いいただけます。

    一方で、液だれしたアルコールが、トナー層に繰り返しかかることで、トナーの剥がれが発生し、その影響が、日を追うほど、大きくなっていくケースもありますので、適材適所で使い方を工夫していただければと存じます。

     P.I.Y.通信には、ラミフリーに関連するコンテンツをたくさん用意しています。
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    ※「ラミフリー」は株式会社中川製作所の登録商標です。

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