耐水性、耐久性が必要な大判インクジェットロール紙なら「ユポ®合成紙」屋外用途や長期掲示のポスターやタペストリー、バナー、POPに最適!耐候性評価をご紹介。

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目次

    大判インクジェットロール紙で、屋外へのポスター掲示やタペストリー、バナー、フラッグ、POPを作成する場合は、ユポ®合成紙がオススメです。

    「耐水性に優れ、やぶれにくく、ラミネートなしで短期の屋外利用も可能です。」とお奨めしており、当社の大判プリンターロール紙の中でも、一位、二位を競う売れ筋商品です。

    「短期って、どれ位大丈夫なの…?」とのご質問をいただく機会も多く、当社で実施した耐候性評価をご紹介します。 


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    大判インクジェット用紙で、屋外用途といえば「ユポ®合成紙」。ポスター、タペストリー、POPなどにオススメ!

    「ユポ®合成紙」の特長

    「ユポ®合成紙」の最大の特長は、PP(ポリプロピレン)を主原料としており、耐久性や耐水性、耐油性に優れており、屋外用途に活用できる点です。

    選挙ポスターなど屋外掲示用メディアとして、その名が通っており、幅広く、印刷用途から大判インクジェットプリンター用途まで、厚み対応を含め豊富なラインナップが用意されています。

    当社では、水性顔料対応・厚手タイプを大判プリンターロール紙として品揃えしています。

    水性顔料タイプの大判インクジェットプリンターでプリントしたものを、水槽にドブ浸けしてみました。フニャフニャになったり、インクが流れたりすることもありません。流石に、紙メディアと比較して、その耐水性は圧倒的です。

    一度、水にドブ浸けしたとしても、乾かせば、POPや掲示物などとして、繰り返し利用することができます。

    屋外耐候性評価

    ユポ®合成紙とユポ®合成紙にコールドラミネートを施したものの比較評価を実施しました。コールドラミネートは片面、PP(ポリプロピレン)、20μm品です。

    屋上で、屋根のない野晒し、影のささない、南向きの環境下における経過変化を1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後で評価しました。

    評価期間は、2015年10月9日~2016年4月18日の約6ヵ月間です。

    この比較評価で利用した大判プリンターはEPSON SC-T7250(4色、全色水性顔料)です。

    この耐候性評価は、ユポ®合成紙の違うプリンターでの評価や他メディアの評価を含みますが、4色機(全色水性顔料)でプリントしたもので、「ユポ®合成紙」および「ユポ®合成紙+コールドラミ」の比較に絞って、ご紹介します。

    1ヵ月後

    「ユポ®合成紙」および「ユポ®合成紙+コールドラミ」ともほとんど退色などはみられません。

    3ヵ月後

    やや退色が進んだ傾向が見受けられますが、「ユポ®合成紙」と「ユポ®合成紙+コールドラミ」でそれ程の差は見られません。

    6ヵ月後

    6ヵ月を経過しますと、「ユポ®合成紙」と「ユポ®合成紙+コールドラミ」で退色の差が出てきます。

    「ユポ®合成紙」で、ラミネートしたものに比べ、イエローの退色が進んでいる傾向が見られます。

    直射日光の射し方など掲示する環境や画像によって、退色の進行状況は異なってきます。

    また、退色などによる限度判断(どれ位までの退色であれば掲示を可とするか)は、人により異なりますが、屋外の直射日光に晒される環境下であっても、概ね6ヵ月程度は、ラミネートなしで屋外での利用が可能と考えます。 

    紙に大敵な湿気

    屋内や半屋内であっても、湿気が多い環境下や季節においては、「紙のポスターでは、掲示して1ヵ月もすれば、湿気でグニャグニャになってしまう…。長期間の掲示をしたいのだが…。」といったご要望をお聞きすることがあります。そのような時には、耐水性、耐久性に優れた「ユポ®合成紙」をお奨めします。

    直射日光を受け、雨に晒される屋外環境と比べ、屋内や半屋内では、プリントしたものの持ちは全く違ってきます。

    耐擦過性にはご注意を

    「ユポ®合成紙」と「ユポ®合成紙+コールドラミ」の比較をし、ラミネート無しで、「ユポ®合成紙」がどれ位の期間、屋外で利用できるかを見てきました。

    大判インクジェットプリンターで出力したポスターなどを、よくラミネート加工(多くはコールドラミネートによる片面ラミ)しますが、目的は、耐候性を高めること、耐擦過性(印字部をこすった時の強さ)を高めること、光沢感の付与(マット調の質感の付与)などが挙げられます。

    大判プリンターロール紙は、印字面にあるインクジェット受容層がこすれに弱い傾向があります。「ユポ®合成紙」も、もちろんその傾向があります。

    この為、耐擦過性(印字部をこすった時の強さ)が求められる掲示場所においては、ラミネート加工をお奨めいたします。パネル加工する場合や掲示を人を介して行う場合など、印字面を傷つけてしまう恐れがあるような場合にも、ラミネート加工することで安心できることも多くあると思います。

    用途によって、「ユポ®合成紙」および「ユポ®合成紙+コールドラミ」を適材適所で、使い分けていただければと思います。

    ※ユポ®は、株式会社ユポ・コーポレーションの登録商標です。


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    屋外看板など、さらに屋外耐候性が必要な場合には

    水性顔料タイプの大判インクジェットプリンターで、屋外利用するなら、「ユポ®合成紙」が大変便利なのですが、さらに長期利用で、屋外看板などを作成されるような場合には、サインディスプレイ用に使用されるプリンター、メディアを活用したデジタルプリントサービスをご利用ください。

    当社は、屋外用途の看板など、サインディスプレイの領域でも、永年に渡り、デジタルプリントサービス事業として取り組んで参りました。
    屋外耐候性の高いエコソルベントインク搭載プリンターで、多彩なメディア、ラミネートフィルムを活用し、屋外大型サインやバナー、電飾サイン、屋外タペストリー、懸垂幕、床面装飾、バスラッピング、カーラッピング、端末機/販売機ラッピング、マグネットシートなど、デザインから素材の選定、出力、施工までを一括してサポートいたします。

    下のオレンジの「お問い合わせフォーム」からご要望などを入れていただき、お問い合わせいただければと思います。
    よろしくお願いいたします。  

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